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 というわけで、FOXはやぶさ映画観てきました〜〜!
 公開初日にも池袋の舞台挨拶に行ったんですが(その節はHさんありがとうございました)、オンライン予約使ったので前売り券が残っていたので、今回2回目!

 別にチケットがあったからとかではなく、これは数回は行きたかった…行きたい…。
 話はともかくとして(というと語弊があるけど)とにかく、あの映像をスクリーンで観るだけでも足を運ぶ価値があると思う!!
 こういう向きの映画なら、もっと何年も経ってから公開された方が意義があるのかもしれないけど、内之浦とかJAXAキャンパスとか、今だったら当時の様子をそのまま再現できるけど、何年も経ってからだと難しくなるかもしれない、という意味では良かったんじゃないかな…(実際、ン年後で再現が難しいのかどうかはわたしの知識ではなんともいえないけど/汗)あと、やっぱり盛り上がってるから今観たいよね☆

 ストーリーはまぁ、ミッション部分に関しては既知のことだし(苦笑)、割とオーソドックスに主人公の成長とプロジェクトの進行を絡めた順当な群像劇に仕上がっていたと思います。そういう意味で、ドラマティックな劇を期待すると拍子抜けするかも?

 佐野史郎始め、監督が「完コピ」というだけあってビジュアルからして似てるし(笑)。
 ホント出来事を過度の誇張などせずに人間を描いている、って感じなので、時間も時間だけに、退屈に感じる人もいるとは思う…もっと色々あったし、技術面をより詳しく解説した方がいいのでは?という気もしなくもないけど、映画のエンディングにながれる「”はやぶさ”に関わったすべての人々に捧げます」というメッセージが象徴している通り、プロジェクトチームの「人々」を描きたかったんだろうし、その人達への敬意と愛にあふれた映画だなぁと思う。

 プラネタリウムで上映されていたHAYABUSA BUCK TO THE EARTH(以下HBTTE)の出来がすごくいい(わたし的にはコレが一番好きかも…)けど、HBTTEだと宇宙のはやぶさのことだけになるので、そこで描けなかった地上で奮闘していた人達の事がメインなので、それぞれテーマや特色が違ってちょうどいい感じじゃないかと。
(それは、これから公開される映画もそうだ…とは思うけど。)

 大雑把にいうと、このFOX版は「THE・王道ド直球」でクオリティ(映像とか)で見せる、と他と比較した場合にいえるんじゃないかと思うけど、そういう意味ではHBTTEを除いて、先陣きって公開されたのはとても良かったんじゃないかな〜(HBTTEは帰還前から上映されてたものでもあるし)
 全然知らなかった人とかが観て、はやぶさプロジェクトこうだったんだ!と思うのにはぴったりではないかと。

 ただ、先日ニコ動で見た川口教授の講演でも突っ込まれてたけど、ポットにお湯を補充するシーンとか、知らないと意味が分からないってシーンもあるけど(笑)。※はやぶさが行方不明になっている時に、チームの士気を下げない為に(=まだまだ動いている諦めてないって分かるように)川口教授みずからお湯を切らさないようにしていたというエピソード
 それについては、初日にご一緒してくれたHさん曰く「分かる人が分かればいい」ネタだと…なるほど!!

 ちなみにわたしがこれまでで、はやぶさ関連で読んだ書籍って「はやぶさの大冒険」と「はやぶさ、そうまでして君は」だけなんだけど、勿論映画化にあたって監督もそこら辺りの書籍はチェックされてるんだろうけど、そこで印象に残ってた上記のポットの話とか、内之浦の管制室が町内会みたいにチャチな施設でメット着用して運用とか、そこら辺りががっつり再現されててニヤリでした☆
 …ので、知らない人にもいいけど、予備知識入れて観るとより楽しめると思います!(って今更勧めても)
 わたしは上記以外は、HBTTE観て、Web上でちょろっと情報読んでる程度のヌルい宇宙クラスタ(まだまだビギナー)なので、これだけでも十分に……逆に最初から追ってるような詳しい方にとってどうなのかって言われると…でもTLで見た限りでは概ね高評価。っていうか、こないだ酷評している記事とそれを読んだ2chの人たちが叩いてるまとめ見たけど、叩いてるのって明らかに観てないと思われる人がほとんどだったから、まぁ強引にまとめると好き嫌いが分かれる、ってことか?

 ていうか、M-Vロケットから分離する所とか(まぁこれは実際そういうモーションになるといえば仕方ないかもだけど)、とくにスイングバイの所!え、HBTTEのパ●リ……みたいな(苦笑)。一瞬、唖然(爆
 まぁしかし、HBTTEの描き方が素晴らしく分かりやすいので、そうなってしまうのは仕方ないか…。後でTLでも同じようなツッコミが流れてきて、あ、やっぱりそう思うよね?ってちょっと笑ってしまった。ほら、マトリックス以降、動いてる所をカメラをぐるっと回して撮るあのカメラワークが使われるようになったのと似たようなもんだと思えば…

 なんか、一般向け?には「竹内結子がオタク女子を!」みたいな宣伝文句もあったけど、まぁ確かに女優さんだから綺麗なお方だろうし(ただ私の好みではないので…そこらへんが実感としてイマイチ)、演技力があるからなんだろうけど、どうして今までこういう役が来なかったんだろうって感じにハマってたと思う…
 舞台挨拶の時のしゃべりとか、あんまり作中と感じ変わらなかったゾ(笑)。

 しかし、キャラという意味では完コピされたプロジェクトチームや対外協力室の人達もすごいけど、生瀬さん演じるはやぶさオタクに最後持ってかれた感が…。そしてプロジェクトチームのコマンド送信する恰幅のいい人が影の主役感が…だって彼がコマンド送信しないとはやぶさ動かないんだよ…!
 あ、あと中和神社の宮司さんがざこば師匠だったんで、関西弁違う…!と思ったけど、そんないうほど台詞なかったし、関西弁らしいイントネーションも出るほどじゃなかったから、まぁ無問題かな。ていうか、イオンを中和しないといけないからって所だからなんだけど、まったくの初見の人に意味は分かったんだろうか…わたしが何も知識無しに観たら、わざわざ岡山くんだりまで行ってお願いした、というスゴさは分かるけど、「中和」じゃなきゃいけない理由が分からない…というか、気付かないと思う(苦笑)。む、ここも分かる人が分かれば…なのか?ていうか、ちゃんと観てれば初見でも分かるのか?

 あと、EDで日本の宇宙開発の歴史…というか、ロケットや衛星や探査機などが年代順に出るのも必見!…というかそこら辺りから、初見の人も意識はしてるのかなという気もしなくもなく…あ、いや、やはりむしろ宇宙クラスタ狙いか?(そして陥落した奴がここに)
 わたし的には、年代順なんでイカロス君が出てきてトリかと思い「やったぁ!」とかいってたら(※わたしの一番ご贔屓はイカロス君です)、その後にはやぶさ2が出たので…あ、イカロス君トリじゃなかったね……ていうかその事を根に後輩にちくっと嫌味…というか無茶ブリするイカロス君もうそうが…離れません…探査機擬人化ネタとか描きたい…

 と、だらだら書きましたが。
 映画としては満足☆でした!!アヌメとか特撮じゃないので、安心してオススメできるのもいいですね(苦笑)


 そういえば、件の酷評から映画叩いてるまとめの記事ですが、実際観ると「はやぶさが喋る」とか読み違えもいいとこなんだけど、た…確かにはやぶさのCGのとこだけ見ると、はやぶさ視点での文章の朗読だから、はやぶさが喋ってるように見えなくもなく……その発想が無かったので(事前に冒険日記の存在は知ってたので。未読なので欲しい…)逆にその発想はすげぇぇぇ\(^o^)/て思わなくもなく。

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